2021/03/16 23:51
僕が自分自身の経験を通して感じ、思ったことをメッセージとして伝えたいと思います。
「失敗」、「挑戦すること」、「間違いを認めること」、「振り返ってみること」、「人とのつながり」、「コミュニケーション」の大切さなどをこれからも多くの人たちに様々なかたちで伝えていけたらと思っています。
「失敗」することは人生最高のプレゼント!
社会人になってから現在に至るまでにいろいろな経験をすることができました、それは自分で考え、行動することによって得ることができた人生の宝物です。
特にイタリアでの生活は刺激的で毎日が楽しく意味のあるものでした。(もちろん楽しくなかったりつらい時期もありました...)
その当時はつらかったことや悲しかったこと、ムカついたこと、逃げ出したこともたくさんありましたけど、いつでもどんなシーンでも僕を支えてくれていた人がいたから壁も乗り越えてこれたんだな!と振り返ってみてしみじみ思います。
当時はマイナスだと思っていた出来事が、今振り返ってみると自分の成長の中での大切なワンシーンになっていることがほとんどです。
幸い法に背いたことはないので、過去の失敗は今となっては話の大切なネタになっていますし、その失敗によって得られたものの方が失ったものよりもはるかに多いことに気づきました。
人間は失敗することによって成長すると思います、むしろ人間的に豊かな成長には成功よりも失敗の方がはるかに役に立つと思いますので、失敗のない人生なんて退屈ですよね。
特に若い人たちには失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていただきたいものです、その時その瞬間でしか出会えないかけがえのないものがありますので、自分がこれだ!と思ったことには、不安でも勇気を出して挑戦して、結果思い通りにならなくて失敗したとしても全然大丈夫、その挑戦できた!という出来事が後々になって自分自身を支えてくれるかけがえのないものとなります。
失敗の瞬間は耐えがたく、崩れ落ちそうになって未来への希望も持てなくなることもありますが、失敗での傷が大きければ大きいほど得られるものは多く、後でとっておきの酒の席でのネタになります。
ただし、失敗をいつまでも引きずって人を恨み続けていては得られるものはないと思います、失敗には自分の間違いも付き物なので、しっかりと自分の間違いを認めて反省することで成長できるのだと思います。
怒り、ねたみ、恨みは何の解決にもならず、単なる腐った自慰行為に過ぎませんし、その感情は人を傷つけてしまう恐れもあります。
人に裏切られた、という出来事に遭遇したとしても、その人をゆるして、その人のしあわせを願う(なかなかできませんが...)ぐらいの勢いで自分に余裕をもって誠実に生きていれば、きっと道が開けるはずです!
「人」のもつ未知なるパワー!
人が生きていくには人が必要です、人はひとりでは生きていけないと思います。
成功のシーンに遭遇した時、その成功は自分ひとりのちからでうまくいったものなのかどうかを振り返ってみると、そこには必ずといっていいほど誰かに支えられていた、ということに気づくと思います。
失敗のシーンでも一緒です、落ち込んでいるときに支えてくれたり想ってくれたりする人は必ずいるものです。
自分以外の人の存在の大きさを理解できると自分自身も少し大きくなれるのかな、と思います。
僕自身、何をしてもうまくいかなくボロボロになっていた時に本や映画や人に救われました。
特に人は特別で、不思議な力があるんだと思います。
本も映画も特定のひとりの人のためにつくられているわけではないので、あくまでも一般論でしかありません、手軽にいつでもすがれるという点では世の中に不可欠なものであるのは言うまでもありません。
その時につながりのある人にもよりますが、本気で自分の気持ちに寄り添ってくれる人の存在はこれ以上ない救いです。
もしも自分が落ち込んでいるときに無条件で心配してくれる人がいるならば、立ち直れますし、そのあとにその出来事を振り返ってみて幸せを感じるはずですので、そう思ったときには素直に感謝の気持ちを伝えてみてください。
そして今度は自分が誰かのために!という気持ちになると思います。
「自分はひとりじゃない」と思えた時に心に余裕も出てくるのではないかな、と思います。
それは実体験で感じた大切な感情ですので、会社・自分の理念としていつまでも自分の軸として伝えていきたいものです。
僕が今までずっと大切にしてきたものがあります、それは「誠実さ」、「素直さ」です。
いろいろ素晴らしい経験ができたのも、いつも誠実で素直に生きてきたからだと思っています、人間として生きていくのに忘れてはいけないものであると思っています。
いろんな失敗や経験によっていい意味で価値観が変わったので、お金では買えない素敵なものを自分の事業を通して発信・共有できたらと思っています。
僕の想い、伝えたいことを綴ったイタリア生活での経験を40ページのちょっとした本にしました。
その本はイタリアで実際にどんなことが起きたのかという経験談になっています、いろいろな出来事を振り返り、その時その時に感じたことや学んだことが書いてあります。
ご興味のある方はご連絡いただけましたらお送りいたしますので、ぜひそちらも読んでみてください!
HS合同会社 代表社員
渡邉大樹